2024年学びの森 
学びの森は従前奈良県天川村の洞川で実施していましたが、コロナの影響で中止せざるを得なくなり、
2022年と2023年は復活を目指して「滝畑ふるさと文化財の森センター」で行い、やっと5年ぶりに洞川で実施することができました。
今年はテーマを「ココロ踊るキャンプ」とし、楽しみながら何かを学んでもらえるよう企画しました。
参加 34名、 スタッフ52名
【プログラムの概要】
1日目
市役所からバスで出発し、黒滝道の駅で休憩した後、洞川キャンプ場に到着です。
班単位で調理食器セットとコンパネを受け取り、ミーティングの後、学びの森のプログラムは、
恒例の仲間づくりと「箸作り」から始まります。
学びの森ではこの箸でずっと食事をします。もちろんお昼の各自のお弁当もこの箸でいただきました。
昼食後は3日間過ごすテントの設営です。
テントなど触ったこともない子も多く、スタッフから教えてもらいようやくできあがります。
そして下に敷くマットと毛布をセットしてから自分の荷物を運び入れます。
その後は全体活動で、2日目に参加する「鬼おどり」の練習などを行います。
練習がスムーズに進みましたので、班対抗で「モルック」をして楽しみました。
今日の夕食はみんなで作る「焼肉丼」とスープです。
分担して材料を切ったり、かまどの準備をし、おいしい焼肉丼ができあがりました。
夕食後はキャンプファイヤーを楽しみ、ドラム缶風呂などで入浴し、班ごとに過ごした後就寝です。

2日目
2日目は「朝の集い」から始まります。 朝食は「カートンドック」を作って食べます。
これは具を入れたパンをアルミ箔で包み、牛乳パックに入れて焼くもので、うまく転がしながら焼くと、程よく温まります。
9:30頃になると、「洞川地区の散策」に出発です。
3日目の工作で使う材料を探したり「川遊び」をしながら散策します。
暑い中歩くのは大変だったようですが、川遊びは水も冷たく、気持ちよかったと思います。
昼食は朝自分で作った「おにぎり」を食べ、途中温泉にも入りました。
センターに戻ると、なんと「流しそうめん」が待っています。
そうめんは乾いた喉にも心地いいです。
夕食は後のプログラムの関係から、スタッフに作ってもらった「カレーライス」です。
その後は今回のメインイベントであるこの地区の「鬼踊り」に参加します。
これはこの地域の「行者まつりの」中の一つで鬼の恰好などをして温泉街をねり歩くものです。
今年は日程の関係で運よく参加でき、子供たちもはっぴを着て大喜びです。
その後は9時頃から始まる花火を見て、キャンプ場に帰ってきます。
今日は昼間の散策と鬼踊り参加でかなり疲れたと思いますが、ドラム缶風呂の入浴もあり、その後就寝です。

3日目
3日目も朝の集いから始まります。
自分たちで作ったご飯みそ汁の朝食の後、想い出作りとして、散策時に集めた小枝などを使って「モビール」を作りました。
昼食はスタッフに作ってもらった「サラダうどん」です。
その後は、テントや備品等の撤収返却とごみ拾いなどを行い、市役所に向けて出発、途中休憩の後市役所に到着し、
「閉村式」と恒例の「忘れ物大会」を行い、無事解散しました。