2025年学びの森 
学びの森は奈良県天川村の洞川で実施しますが、現地の大イベントである「鬼踊り」が3日のため、
これに参加できるよう、今年は3日をはさんだ土・日・月の日程で、8月2日~4日に実施しました。
今年はテーマを「光かがやくキャンプ」とし、参加者(小学4年生から中学3年生)53名、 現地スタッフ 57名でした。
【プログラムの概要】
1日目
市役所からバスで出発し、黒滝道の駅で休憩した後、洞川キャンプ場に到着です。
班単位で調理食器セットとコンパネを受け取り、ミーティングの後、学びの森のプログラムは、
恒例の仲間づくりと「箸作り」から始まります。
学びの森ではこの箸でずっと食事をします。もちろんお昼の各自のお弁当もこの箸でいただきました。
昼食後は3日間過ごすテントの設営です。
テントなど触ったこともない子も多く、スタッフから教えてもらいようやくできあがります。
その後は全体活動で、2日目に参加する「鬼踊り」の練習の後、「流しそうめん」を少しだけいただきました。
夕食前のメニューの最後は、班対抗で「モルック」をして楽しみました。
そして今日の夕食は、みんなで作る定番のカレーです。
分担して材料を切り、かまどで火をおこし、おいしいカレーができあがりました。
夕食後はキャンプファイヤーを楽しみ、ドラム缶風呂などで入浴し、班ごとに過ごした後就寝です。

2日目
2日目は「朝の集い」から始まります。
朝食は「カートンドック」を作って食べます。
これは具を入れたホットドッグのようなパンをアルミ箔で包み、牛乳パックに入れて焼くもので、
うまく転がしながら焼くと、焦げずに程よく温まります。
9:30頃になると、「洞川地区の散策」に出発です。
途中で「川遊び」をしながら散策します。
暑い中歩くのは大変だったようですが、川遊びは水も冷たく、気持ちよかったと思います。
昼食は朝自分で作った「おにぎり」を食べ、途中温泉にも入りました。
キャンプ場に戻ると、少し休憩します。
夕食は後のプログラムの関係から、スタッフに作ってもらった「牛丼」です。
その後は今回のメインイベントであるこの地区の「鬼踊り」に参加します。
これはこの地域の「行者まつりの」中の一つで鬼の恰好などをして温泉街をねり歩くものです。
子供たちもはっぴを着て大喜びですが、通り雨で出発が少し遅れました。
その後は9時頃から始まる花火を見て、キャンプ場に帰ってきます。
今日は昼間の散策と鬼踊り参加でかなり疲れたと思いますが、ドラム缶風呂の入浴もあり、その後就寝です。

3日目
3日目も朝の集いから始まります。
自分たちで作ったご飯みそ汁の朝食の後、想い出作りとして、今年は「焼き杉板」を作りました。
焼いた杉板をこすって表面を削るときれいな木目が出ますので、これに彩色して仕上げます。
昼食はスタッフに作ってもらった「サラダうどん」です。
その後は、テントや備品等の撤収返却とごみ拾いなどを行い、市役所に向けて出発、
途中休憩の後市役所に到着し、「閉村式」と恒例の「忘れ物大会」を行い、無事解散しました。